骨密度の基礎知識

骨密度や骨の強化に関わる成分

骨を強化する成分(カルシウム以外)

カルシウムやカルシウムの吸収を助けるもの以外で、骨密度の強化や骨の健康に役立つ栄養成分には、ビタミンK、ビタミンC、コラーゲン、イソフラボン、MBP(乳塩基性たんぱく質)などがあります。

ビタミンKは、納豆、ほうれん草、春菊、ひじきなどに含まれ、骨を強化する働きがあります。

コラーゲンはタンパク質の一種で、骨の主要成分のひとつです。骨の中のカルシウム同士をくっつけるなどの働きをし、丈夫な骨の形成には欠かせません。コラーゲンは、鶏の手羽肉やガラ、フカヒレ、カレイなどに含まれています。

ビタミンCは、このコラーゲンを作るのに必要な栄養素です。

イソフラボンは、骨の中のカルシウムが血液中に溶け出すのを抑える働きのある女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。閉経後の女性は、エストロゲンが減少し、骨密度が急激に減少するので、意識的にイソフラボンを摂取すると良いでしょう。イソフラボンは、大豆や納豆などに多く含まれています。

MBPは、牛乳や母乳にごく微量に含まれる天然の機能成分で、骨を形成する骨芽細胞を増やし、骨を壊す破骨細胞が過剰に働くのを抑える働きがあり、骨密度の低下を抑えてくれます。MBPを含むドリンクやサプリメントで摂取すると効率的です。


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